Chester - チェスター

チェスターは古代名をデーヴァといい、ローマがウェールズ攻略の起点として建設したのがこの街の起源となる。
イギリスで最初に町並み保存を提唱したためチューダー朝の美しい建物が建ち並び、誰もがこの街に踏み込んだ時にタイム・スリップしたような錯覚に陥ってしまう。 街は城壁に囲まれ、その上はよく整備され、遊歩道となっている。北の門をはじめ、部分的にローマ時代のものが残っているのは脅威的だ。
また、このチェスターは、英国の中でももっともローマ色を出している街の一つで、毎週日曜日にはローマ軍の行進やローマ関連のツァーが行われ、わずかな遺跡を大事に保存し、ローマ関係のアトラクションまである。私が訪れた時はたまたま競馬場でローマ・デーなる催し物をやっていたが、ある意味イギリスは本国イタリアよりローマに強い憧れを抱いているという印象を受けた。 町興し的な側面もあるのだろうが、古代ローマに最盛期の大英帝国を重ね合わせずにはいられないのだろうか。