|
朝9時、ウィーンを出発し、ドナウベントにある街に向かう。
途中渋滞に遭い、1時間程遅れてしまう。国境はドイツ−チェコに比べるとスムースで
パスポートの提示も求められず、いつの間にかハンガリー側に入っていたといった感じ。
ここの高速道路はフランスとの共同プロジェクトで作られたものだが、実質的には
フランスがほとんど資金を出していた為、今も毎年フランスに使用料(?)を支払って
いるらしい。 エスカルゴムに着いた時には2時を回っていたが、ガイドさんは怒らずに待っていて くれた。1、2時間の遅れはざららしく、改めてこのツァーが詰め込み過ぎだという事を 思い知らされる。
さて、ドナウベントであるが、ここはハンガリーとスロバキアの国境に添って流れる
ドナウ川がブダペストの上流約40Kmの所で大きなカーブを描いて曲がっている一帯の事
で川に沿っていくつかの街がある。
最初に止まったエステルゴムはドナウ川の対岸にスロバキアを望む国境の街であり、
ハンガリー初代の王、イシュトバーン一世はここで戴冠式を行った。モンゴル軍が
来襲するまでは首都として栄え、その後、政治の中心がブダペストに移ってからも
カソリックの大司教は座はエステルゴムに残り、ハンガリーのキリスト教の総本山
となっている。 またもやバスに揺られて首都のブダペストに向かう。ホテル・ノボテルへは6時頃着いたが、 長時間のバス旅行のせいでバスから降りると頭がフラフラし、天井がグルグル回っている。 どうやらバス酔いの様だ。長い事車酔いなど体験してなかったからこの状態がどういう症状 かわからなかったのである。 気分が良くならなければこの日の夕食はパスしようかと思ったが、部屋で1時間程横になって いるとましになってきたので食堂へ。ここでも生演奏をやっていていい音楽を聴きながら ワインなどを飲んでいると血の循環が良くなったせいか気分が落ち着いて来た。 普通、お酒を飲むと頭が痛くなったり気分が悪くなったりするものだが、ワインなどは適度な 量なら薬の役目も果たす様だ。ビールではこうはいかないだろう。 お酒によって酔い方は様々だが、ワインは決して悪酔いはしない。私は以後ワインのファンと なってしまったのだ。 |