グラストンベリー
アーサー王の墓があると伝えられていることで有名な街グラストンベリーはサマーセットに
位置していて、正確にはコンウォール州やウェールズなどのケルトの地域にあるわけではない。
しかし、アーサー王伝説に彩られたこの街はケルト色が濃厚に残り、あちこちに
神秘的な遺跡が残っていて、他の英国の街とはどこか空気が違って神秘的雰囲気が漂う街である。
もっとも、ロック・ファンにとっては世紀のロック・フェスであるグラストンベリー・
フェスティバルが開催される街としても有名で、私は、去年の冬、ロンドンから
日帰りで行った。できないこともないが、やはり最低一泊は欲しいところ。
夜ここに泊まると不思議なオーラに包まれ、ケルトの息吹を感じることができるかも
しれない。
グラストンベリーの見所はグラストンベリー修道院とグラストンベリー・トールだろう。
ロンドンからブリストルまでバスで2時間半揺られ、さらにここでグラストンベリー行きのバスに乗り換える。目的地まで1時間以上かかるが、30分も走ると遠目にグラストンベリー・トールが見えてくる。
アーサー王の墓があるとされているアヴァロンの所在地に関しては様々な説がある。
親族との争いで敗れた瀕死のアーサー王はエクスカリバーを湖に帰し、貴婦人達によって船でアヴァロンへと運ばれた。グラストンベリー・トールは街の外れにある丘にあり、アーサー王の時代には沼地だったことから、そこはさながら湖に浮かぶ小島のようだったという。それゆえにここがアーサーの眠るアヴァロンであるという伝説が生まれるのも無理はないかもしれない。
頂上には聖ミカエルの礼拝堂が残されているだけだが、それがまたこのhillの孤立感を高め、神秘的な雰囲気を醸し出している。実際キリスト教が入る前、ここはケルトの聖地で神殿も建てられていたという。
最近めっきり体力が衰えた私はこの程度の丘に登るだけで息が切れてしまったが、
登りきると視界が360度開け、グラストンベリーの街が一望できる風景を眺めると雄大な気分になり、疲れなど吹き飛んでしまった。

グラストンベリー修道院
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グラストンベリーの町並み
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グラストンベリーの丘からの眺め
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