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巨大なテーマパーク、ラスベガス
リムジンがしばらく走ると目の前にでっかいギターの看板がデ〜ンと現れる・・
なになに・・「ハード・ロック・カフェぇ?」と思わず口にすると現地係員の
女の人が「これは、ハード・ロック・カフェが初めて出したホテルなんですよ」
との事。ちょっと私のホテルから離れていて気楽に立ち寄れないのが残念。
このホテル全体のインテリアがロック・スターゆかりの品々で占められている
のは、NYやハワイの店などと同じだが、プールにはカルフォルニアの海岸を
イメージした砂浜付きプールがあるらしい。
ほんと、ちょっと街を走っただけで5年前との違いが見てとれる。
街は建築ラッシュに沸き、あちこちで建設中のホテルを目にし、大変な活気に
満ちている。
ラスベガスが変わり始めたのは89年にほんとに噴火する火山のアトラクショ
ンを造ってしまったミラージュがオープンしてかららしい。
今年中には自由の女神等ニューヨークの見所をそっくり再現したリゾートホテ
ル、ニューヨーク・ニューヨークが完成するらしいし、ラスベガス・ヒルトン
は「スター・トレック」の世界を再現した大型アミューズメント施設を建設中
との事。とにかく新ホテルやニュースポットが目白押しのラスベガスはますま
す膨張し、発展していく事だろう。
現地係員は、ベテランらしい女の人と後輩らしい若い男の人が案内してくれた。
若い係員の人は緊張しきっている様子だけれども色々と親切に応対してくれ、
トレジャー・アイランドの海賊と戦艦ショーやミラージュの火山の噴火の時間
やフォーラム・ショップスへの行き方等を丁寧に教えてくれた。
まあ、人数が少ないからサービスが行き渡るんでしょうね。
私達が泊まるのはバグジーが建てたフラミンゴ・ヒルトン。
ラスベガスの原点はここにあり、といった所でしょうか。
係員の人がホテルの地図を渡してくれ、ここからここまでがカジノ、あちらが
売店、こっちがシアター、果ては両替の方法から、ギャンブルの楽しみ方まで
懇切丁寧に説明して下さいました。
この時点で午後3時30分。6時からディナー・ショーなのでその待ち合わせ
の時間まで、部屋でちょっとばかし休憩する事に。
ホテルは豪華だが、部屋自体は5年前に泊まったサーカス・サーカスのモーテ
ルと大差なし。部屋に冷蔵庫がある分、モーテルの方が良かったりして(^^;)
荷物を整理して1時間程横になった後、下に降りて、ちょっとスロット・マシ
ンにチャレンジ。25¢スロットで1ドルが12ドルに・・ 幸先いいぞ(^^)
6時半からヒルトン内のシアターで上演される「ロケット」というショーを観
る事に。これは、OPで申し込んだものだが、90ドルも取られた。
本来ならショーは、一流でも20〜40ドルらしい。これに食事をプラスして
も50ドル位にしかならないはず。かなりの額を旅行会社が上乗せしているわ
けね。でも、オフ・シーズンの安いツァーの事、こういう手数料で稼がなけれ
ばならないんでしょうね。
ディナー・ショーは、約2時間半だが、1時間は食事の時間に費やされ、ショ
ーが始まるのは、7時半位になってから。
これは、結構有名な舞台らしいのですが、私は余り知らないんですよね。
ストーリーはなくダンスとマジックがブレンドされた様なもので言葉がわから
なくても楽しめます。しかし、睡眠不足と時差ボケが祟って私と母、同じツァ
ーのお二人も途中30分位ぐっすり・・・(^^;) う〜ん、高いお金払ってもった
いない事をしたもんだ。
ラスベガスでは、ピンからキリまで、それこそ星の数程ショーをやっていて、
時間に余裕のある人は、現地で情報を仕入れて直接その舞台をやっているホテ
ルに申し込むのがベスト。
この時は、ラスベガスでやっている舞台といえば、「スターライト・エクス
プレス」位しか知らなくてこれは既にロンドンで観たのでこれ以外なら何でも
良かったのよね(^^;)
ラスベガスで上演されるミュージカルは、この「スターライト・・・」や「コーラ
ス・ライン」等余りストーリー性のないダンス・メインのものが多い。
「オペラ座の怪人」辺りならまだしも、「レ・ミゼラブル」や「ミス・サイゴ
ン」みたいなシリアス文芸路線はこのラスベガスには合わないだろう。
9時にショーが終わり、トレジャー・アイランドの戦艦ショーまで1時間ある
ので、近くをブラブラする事に・・
しかぁ〜し、地図の上では、近所に思えたトレジャー・アイランドまでかなり
の距離がある。フラミンゴ・ヒルトンからゆうに数百メートルはあるんじゃな
いか? さらに地図によると斜め向かいに見えたフォーラム・ショップスでさ
え、バスの一停留所位の距離はあった様な...(^^;)
フォーラム・ショップスに入るのはアトラクションが終わってからにしておけ
ばいいものを、何となく入ってみる。
これは、シーザーズ・パレス・ホテル内にあるお洒落なショッピング・センタ
ーでローマの街が空ごと再現されて、中央の広場には巨大なバッカス像があっ
て30分毎にビーナスやアポロとパーティを行うレーザー・ショーが繰り広げ
られる。
なかなか良く出来ているのだが、実際にイタリアを体験した者には安っぽく映
るのは否めない。
このショッピング・センターがくせ者で入った場所から出られないのが難点。
行き着く先はシーザーズ・パレス内のカジノ。どうあがいてもここを通らなけ
れば、出られない様になっている。
これは、どのホテルも似たりよったりでまず、ホテルに入ると目に付くのはカジノ。
ここを通らなければ、目的地に行けないように設計されているのは見事というしかない。
フォーラム・ショップスは映画「ショーガール」のヒロイン、ノエミがヴェルサーチ
を買った所だが絵のように一旦中に入ると
カジノに行かなければ外に出れない仕組みになっている。出たら出たで店の外側を歩いて
大通りに出なければならないという不便さ。私達は引き返す事もできず、かなり時間を費
やしてしまいトレジャー・アイランドにたどり着いた時には既に戦艦ショーが始まっていた。
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